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アラベッラ ( アラベラ ) 新国立劇場 10月17日 (日) 14:00開演 リヒャルト・シュトラウス

新国立劇場 10月17日 (日) 14:00開演
アラベッラ
リヒャルト・シュトラウス/全3幕
ドイツ語上演/字幕付

ヴァルトナー伯爵:妻屋秀和
アデライデ:竹本節子
アラベッラ:ミヒャエラ・カウネ
ズデンカ:アグネーテ・ムンク・ラスムッセン
マンドリカ:トーマス・ヨハネス・マイヤー
マッテオ:オリヴァー・リンゲルハーン
エレメル伯爵:望月哲也
ドミニク伯爵:萩原 潤
ラモラル伯爵:初鹿野 剛
フィアッカミッリ:天羽明惠
カルタ占い:与田朝子

指 揮:ウルフ・シルマー
演 出:フィリップ・アルロー
衣 裳:森 英恵

合 唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

===============================================================

正直、演出は面白くないし 歌手陣もパッとしなかったのですが 愉しめました。
理由は、単純に シュトラウスが好きで シルマーの指揮が好きだから……

実際、本日の公演 シルマーでなかったら 途中放棄したくなるような内容になり兼ねなかったと思います…
そんなシルマーも 正直 出だしは いまいちで ( ニ重唱あたりは そこそこ聴けましたが ) かなり不安の序盤戦…
ニ幕からは 尻上がり的に良くなり、三幕は前奏曲から 最終場面まで充実した演奏が聴けました。

歌手陣はというと
アラべッラは 綺麗な声ですが それ故に華奢で繊細過ぎ…
勿論 上品であるに越したことは無いキャラクターではあると思うのですが
案外と自我の強い女性であり そういった彼女の内面が 随所 しっかりと表現されないと ただの箱入り娘のようになってしまう……と言ったら言い過ぎでしょうが
少なからず カウネの表現は 表現に物足りなさと感じられました。

ズデンカは まぁ とりあえず悪くは無いけど 特に良くも無く……
結構、彼女の立ち位置を全面に押し出した演出という割には 平凡であったと思います。

一幕のニ重唱もな… 凄く好きな場面なんだけど あの高域の質じゃ まったく陶酔出来ないな……と……
(まぁ シュトラウスの この手のニ重唱には 物凄~く高い水準の歌唱を求めたくなりますでしょ?)
演奏は そこそこ 良かったのに……残念…

マッテオは このオペラ中 実は 一番 情感を強く出さねばならない役柄の一つなんですが(しかも ただの純情青年ではなく 彼は軍人だし…) どうにも 非力……盛り上がりませんでした。

マンドリカは ニ幕後半あたりからは まずまず。 今回の歌手陣の中では 一番、シッカリとした歌唱ではあったと思います。
でも 彼は マンドリカ向きではないなぁ……と……

妻屋に関しては 一緒に鑑賞した幼馴染の発言を借りると『過剰演技過ぎw』
確かに なにも そんな風に いちいちオーバーリアクションにならなくとも……と僕も思いました……
まぁ 演出自体に コメディ要素を無駄に出してくるところがあって(大失敗だと思う…) 妻屋が それを思い切り反映しちゃったかな…って感じですかね……

基本的に 何故 あの時代背景(1920年あたり)で あの青で クリムト?ってな感じで よく解らない上に
趣味がよいとは思えないコメディ押し…と演出は全体的に好ましくなかったです。
また あちこちで練り込み不足と感じられる場面や安直と見られる所作があって 気になりました。

そういえば ズデンカの登場なんて タイミング悪いにもほどがあったな……みたいに 細かく指摘するのは 面倒なので割愛……


舞台も よく解らなかったけど 衣装もなぁ…… 森先生…… う~ん……
ここも幼馴染の発言を借りて…
『何故、アラべッラの(青い)ドレスの後ろに(ピンクの)デカい花がついているんだろう?』

うん…… 僕も そのセンス解らないwって感じ……



…という訳で

どこまでいっても シルマーの指揮以外は あんまり面白くはなかったけど
演奏中心に耳を傾け 愉しめたので とりあえずokという感じでした………という具合……


あんまり意識していませんでしたが 今回のアラべッラ ノーカットだったんですね。
確かに そうだったな……と……言われて気付きました……



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Comment

AKI

maoさん、またオペラに行かれたんですね。

前の記事に 観客のマナーについて書かれてましたよね。
私もバレエを観る時は色々気になります。
前に新国でバレエを観た時に 隣の方が背中を椅子に付けずに観ていて、
劇場の係の女性から注意を受けてました。後ろのお客様からクレームがあったんですね。
やはり劇場側は どんなお客様であってもマナー違反は注意するべきだと私も思います。

ところで ピンクのデカい花・・・だったんですね、やはり。
オペラの衣裳だったら森英恵さんの普段とは別のセンスでデザインされるのかな、
と思ったけど、違うんですね。
でもこれって演出家の好み?なんですよね??
それとも・・・色々あるのかもしれませんね。

話は変わりますが、先日TVでやった「夢遊病の女」を録画して見たら 
プリマがnaoさんの動画で見たナタリー・デッセイでした。
凄い声でビックリ!!
これからも活躍して欲しいなあ。。。。
歌手の方のほうがダンサーより長く活躍できるのじゃないのかな・・・
(ギエムと同じ歳だった)とか思って見てました。

で、オペラ座だったから、たっぱがあって奥行きもあって
大きな劇場は装置が映えて良いですよね。
舞台にのってる人 隅の人も合唱の人もオペラ座だし・・良いなあ・・・
なんて当たり前の事思いながら観てましたよ(笑)
  • URL
  • 2010/10/20 23:35

nao

AKIさん

マナーの問題難しいですよね?
実は 今回 前の座席の方(かなりの御年配)が 暫くの間 ガサゴソと なにかを観劇中に探していらしたのですね。
すると 後ろから係員がきて それを脇から見ていて 注意しそうになった瞬間 ガソゴソが止まったため
係員は引きあげて行きました。

僕は、一番 端の席だったため むしろ その係員が鬱陶しかった訳ですが さておき
係員の方は 結構、監視されていて 場合によっては そのような対応もされる訳です。

にも関わらず、団体の時には 音を立てていても 前の座席の背もたれに肘をつき寝ていても
団体のガサゴソなど しょっちゅうですが それ以上に 煩くマナー違反と思われる『普通に会話している状態』で『クレームを言っても』注意してくれなかった訳で……

なんだかなぁ……と思いました。

やっぱり 普通に考えて おかしいですよね? そういうのって……


はい。
ピンクのデカい花でした。
もはや 和服の帯のようなくらい巨大な花が腰についている感じ……
おそらく 森先生的なデザインを意図してのもので 演出上のものではないと思われます……


NHKのでやったパリの夢遊病は 僕も観ました。
最近のデセイの当たり役で とっても素敵ですよね?
彼女は 身体的にタフとは思えないのですが それでも まだまだ活躍されるでしょう。
やはり、バレエダンサーと比べた場合には 肉体的な限界点は先になり 長く現場に立ち続けられるかと思いますね?

オペラ座は やっぱり良いですよね!
演奏も歌も踊りも 物凄くレベルが高いので…
オペラ座には 一度も行ったことがありませんが
行く機会があれば オペラだけではなく 絶対にバレエも観たい劇場です。
ガルニエ宮で観るバロックオペラやバレエは 最高でしょうね?



  • URL
  • 2010/10/21 00:33

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nao

Author:nao
30代半ば…… いや そろそろ後半と言ったほうがよいか?
既婚で一人娘の父です。
洋服のデザインなんぞをしたりする会社をやっていたりなんかします。
長いコト カメラで自分の写真を撮っていないので スカイプ中にwebカメラで撮ったものを……

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