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イルプレージョ (代々木上原) に行ってきました。

カシーナ・カナミッラに伺った際 岩坪シェフの素晴らしい料理に魅了され
氏が独立し オーナーシェフである当店のオープン(2012年10月5日)を楽しみにしていました。


店は 北口あるいは南口を出て 郵便局のある通りを登っていき左手二階。
(右手に プーヴーというパン屋があります。
以前は ラ・フェニーチェ ワイワイというイタリアンがあった場所。)

内装等は 無駄なくシンプルで品良く まとめられており
小じんまりとしたリストランテといった感じ。


料理に関しては
6500円のプリフィックスコースかアラカルト (コぺルト500円)
我々は コースを選んだので 各カテゴリー毎に 5,6種類のアラカルトから
アンティパスト×2、プリモ×2、セコンド、ドルチェ、食後の飲み物を選びます。

※ 選択する料理は 各テーブルごとの注文で (ドルチェ以外は) バラバラの注文不可。
選ぶ料理によって 追加料金のあるものもあり。


ワインは グラス、ボトルとありますが
今回 頂いたのは 料理毎に少量ずつ 料理に合ったワインを提供して貰う アッビナメントコース 3500円。


それでは料理の内訳を……

・ ストゥッツキーノ1 (コース前の小前菜)
バーニャカウダ

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赤黄パプリカ、黒唐辛子、紅芯大根、マイクロ胡瓜
バーニャカウダソースの味も 野菜の質も申し分なし。

・ ストゥッツキーノ1
帆立の入ったゼッポラ

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マーマレード(?)甘いジャムの上に帆立入りのゼッポラが乗せられており
口に入れた瞬間 甘み… 粉と帆立の風味、最後にハーブ……といった感じに味が抜けて行く面白い小前菜。


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・ アンティパスト1
ハモとハモ子の昆布〆のカルパッチョ ルコラセルヴァティコ オリーブ ヴェルガモットジュレ

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カシーナ・カナミッラで頂き 気に入っていた一品を再注文。
和な風味で 素材の魅力を引き出しつつ ヴィネガーとルッコラ使いにより しっかりイタリアンになっている風味と鱧の触感…
良く出来た品であるという感想は変わらずだったのですが
前回 頂いた時と比べ 骨切りが甘く 少々 骨が気になったのがマイナス。

DSC09019.jpg

・ アンティパスト2
ポルチーニ茸のベルタータ エビの旨味を添えて

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滑らかな茸のべルタータに ポルチーニと赤海老が乗せられており
茶色のソースは 海老の旨味を凝縮したものだそうです。
優しい風味は シェフらしい味わいなのだろうかと思う。
よりパンチや切れのある方向性も好きですが これはこれで好ましく感じます。
ただ 海老の旨味に関しては もう一歩 力強さが欲しかったかな?
コスト的に 赤座海老を使ったりというのは無理なんでしょうかね……?

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・ プリモ1
全粒粉のビーゴリ イン サルサ

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ちょっと前に 極めてオースドクスなビーゴリ・イン・サルサを食べたばかりですが比べると
鯖のラグーに酸味の効いたラディッキオ、そしてカラスミが合わされ もう一手間二手間加えたもの
私的には面白く頂くことが出来たのですが……
……とはいえ やはり 郷土料理的なニュアンスの強い品であり 日本人の味覚に訴える部分は乏しいのではないかという印象も?

DSC09029.jpg

(前回のように ビーゴリには 肉を合わせた方が判り易く豪華さが出ますよね……)
それと……
ビーゴリ自体についてですが 一寸 ゴリッとした触感が強く感じられ 逆に もう一寸 ムチッとしたニュアンスが足りないように感じられました。

DSC09030.jpg

・ プリモ2
パッパルデッレ 岐阜県産月の輪熊のラグー

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この日 一番の皿。
パッパルデッレの幅広でも口の中でもたつかない適度な厚み、茹で加減、ソースの吸い込み具合 完璧だったと思います。
月ノ輪熊も弾力感のある触感で旨味も強く文句無し。
前回 カシーナ・カナミッラで頂いた 藁の香りをまとわせたタヤリン同様 飾り気を排除した上で風味や旨みを凝縮させたパスタにこそ シェフの真骨頂ありか?

DSC09032.jpg

ただ 一皿目のプリモ同様 華やかさのある品ではなく 多くの客に支持される訴求力があるのか?というと疑問も?

・ セコンド
タスマニア産仔羊 ワラの香りをまとわせて

DSC09040.jpg

まず 羊の斬新な盛り付けに 目奪われました(笑)

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火入れは完璧、ソースも美味しい。
惜しむらくは 藁の香りが もう一歩乏しく感じられたことと 付け合わせの調理に工夫が感じられなかったこと。

DSC09037.jpg

・ ドルチェ前のドルチェ
セロリのソルベ(?)の上に松の実
最上部にリコッタのムース……エスプーマかな?そういった軽さ。
これは 秀逸だったと思います。

DSC09041.jpg

・ ドルチェ
濃厚なプリン 黒無花果のコンポートとソルベ

DSC09042.jpg

プリンは 濃厚であるだけでなく 重たさあり
無花果も モッタリ重たい部分が前面に出てしまっており 全体的に鈍く緩い印象。
桃のコンポートとピスタチオのソルベも 一口頂きましたが そちらも緩い印象でドルチェは もう一歩ではないかと?
上記のドルチェ前のドルチェが良かっただけに残念でした。

DSC09043.jpg

・ ハーブティー
カモミール

DSC09044.jpg

※ ワインに関しては 投稿写真にて確認下さい。


全体を通して
料理には 既にシェフのスタイルが確立されており 安定感があります。
ただ 前回 カシーナ・カナミッラで頂いた8000円のコースでの感動を再び……とは ならず
(私の好みは さておき) プリモ、セコンドには もう少し 理解され易い華やかな演出も必要なのでは?
という印象も受けました。

また 店は 三人(シェフ二人、ホール一人)でまわされているですが
バタついたところは感じられず スムーズな流れでサーブされ ストレス無し。
オープンしたてということを踏まえると 非常に優秀だったと思います。


今後に期待出来る 注目の新店でしょう。
(特に小田急線沿線では 出色の店となる可能性もあり?)


次回は 2800円、3500円の2コースからなる ランチで伺ってみたいと思います。


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30代半ば…… いや そろそろ後半と言ったほうがよいか?
既婚で一人娘の父です。
洋服のデザインなんぞをしたりする会社をやっていたりなんかします。
長いコト カメラで自分の写真を撮っていないので スカイプ中にwebカメラで撮ったものを……

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